新社会人向け☆給与明細の見方

4月もあっと言う間に過ぎ、もうすぐ5月。

新入社員の皆さんは、そろそろ初給与✨の時期でもありますよね!

すでに頂いた方、締め日・支給日の兼ね合いで来月の方もいるかと思います。

 

新入社員に関わらず、給与明細をあまり気にしないなんて方、結構多いです。

正確に言うと、差し引き支給額(いわゆる手取り)を見て終わり!な人も多いのでは?

給与明細を頻繁に使用するシーンは、あまりないと思いますが、

自分がどのくらい稼いで、どのくらい差引かれて、どのくらい支給されているのか

きちんと確認することって社会人として大切です。

詳しく掘り下げてしまうと、「んっもぉ~わからん!」となってしまうので、

最低限のポイントだけ抑えていきましょう。

【例】

 

上記の例の①~③の3つのポイントで見ていきます。

①支給⇒会社から支払われるお金

ここで確認する項目は、基本給・時間外手当(残業手当)です。

時間外の計算は複雑なので、額面があっているかどうかを確認するのは少し難しいですが、

きちんと支給されているかをまずは確認しましょう。

※休日出勤や深夜勤務等が発生しているのであれば、そこも確認してくださいね。

 

②控除⇒社会保険料や税金などのお金

自分が支払っている保険料が合っているかどうかを確認・・・できればベストですが、

「え~ワカンナイ。メンドー」と確認までしない人が多いと思います。

なので、前月の給与と大きく差が無いかどうかなどを確認してください。

ちなみに、住民税は、前年度所得に対して課税されるので、

基本的に、新卒新入社員は、初年度は課税されません。

しかし!!2年目からは、しっかり課税されます。

住民税が給与から天引きされるのは、2年目の6月からです。

人によっては、1年目よりも手取りが減っちゃった😞なこともあるので、

クレジットカードなどの返済時に注意が必要です。お金は計画的につかいましょう。

 

③勤怠項目 出勤日数や遅刻・早退日数などの1か月の勤怠

出勤日数や有休取得数などが正しいかをチェックして下さい。

ちなみに、☆05号☆は、ここで有休取得日数に誤りがあったことがあります。

忌引きを有休として扱われて、残日数が減った状態で記載されていたのです。

危なく貴重な有休を失うところでした(;´∀`)

 

・・・・とこんな感じで、給与明細は、社会人だからこそ毎月1回はチェックした方が良いです。

気仙管内は少ないorほとんどないと思いますが、昨今は、給与明細も電子化されています。

電子化すると、更に見なくなりがちなんですよね。

 

数字を見るのが嫌って思うかもしれませんが、

毎年の社会保険料の料率UP時や、基本給UPによる標準報酬月額の変更などのタイミングでは

必ずチェックしておいた方が良いです。

※標準報酬月額:企業と社員が折半して負担しなければならない社会保険料を簡単に計算するための仕組み。4月から6月の3か月間に支払われた報酬の平均額を計算し、予め決められた等級区分に当てはめて決定します。