面接で〇〇しちゃった時どうする?~10項目~
こんにちは!☆05号☆です。
就職希望の高校生のみなさん。いよいよ9月5日からは企業への応募開始、
そして9月16日からは選考試験開始ですね。準備はいかがですか?
応募書類は志望動機がポイント!そして選考試験は面接が重要です。
もしも困ったことや質問・疑問があれば、学校の先生はモチロン、
気仙管内の各高校にジョブカフェ気仙の担当就業支援員が訪問しているので
相談や質問をして下さいね!
気仙管内以外の高校や通信制高校の生徒さんの場合は、ジョブカフェ気仙で相談できます。
※但し、岩手県緊急事態制限に伴う制限で、来所相談はストップしております。制限解除になるまでは、電話・メールにてご相談ください。
基本的な面接の流れや質問項目については、
学校やこのホームページでも取り上げたことがあるので、
今回は少しだけ変わりダネな
面接で〇〇しちゃった時どうする?10項目を
ジョブカフェ気仙スタッフ6人から回答してもらいました。
「自分だったらどうするか・・・」という視点も考えてみて下さいね。
新卒・一般どちらでも使えるポイントでもあります。
さっそく行ってみましょー!
①面接で鼻水が出てしまった時
「失礼します。」と言って、ティッシュで鼻をかむ。
その後、「失礼しました」と挨拶する。
鼻水が出たまま面接続行はNG。我慢するのではなく、身だしなみマナーとして鼻をかみましょう。スーツであっても制服であっても、ポケットティッシュとハンカチは身に着けておくのがマナー♪鼻をかんだあとのティッシュ等は、ポケットやカバンにしまいましょう。たまに、手に持ったままの方がいますが、あまり印象は良くありません。
②面接で咳き込んでしまった時
ハンカチまたは、手で口を押さえ、落ち着いてから
「失礼致しました。大丈夫です」と断り回答を続ける。
この項目もエチケットマナーを守ればマイナスにはなりません。唾が飛散しないようにハンカチで押さえるのがベスト!但し、体調不良で咳が酷い場合は、事前に伝えることも必要。緊張で口の中が乾いてしまい咳き込むこともあると思います。そんな時も「緊張で口が乾いてしまいました。失礼しました」等、一言伝えてもいいかもしれませんね。
③面接で泣いてしまった時
心を落ち着かせるため、断ってから時間をもらい深呼吸。
何故泣いてしまったかを伝えてお詫びし、面接を続けてもらう。
例) 緊張で頭が真っ白になってしまいました。
準備不足を痛感してしまい涙が出てしまいました。
万が一、面接中に泣いてしまった場合、何も言わずに泣き続けるのはマイナス印象になりかねません。緊張で上手く質問に回答できなかったり、過去を思い出してしまい感情を抑えきれず泣いてしまう場合や、慣れない圧迫面接の場合等、泣いてしまう理由は色々あると思いますが、面接中に泣いてしまった=不採用ではないので、最後まで諦めずに面接にのぞむことも大切です。また、緊張や不安が理由という場合、面接の事前準備をすることで涙するリスクを減らすことができます。
④面接で汗をかいてしまった時
ハンカチで汗をぬぐってOK!
でも、ゴシゴシ拭くのはNG!押さえるように拭くこと。
ハンカチで拭う所作は決して失礼な行為ではありません。むしろ、汗を滴らせたり、飛び散らせる方が不快に思われます。ちなみにハンカチの柄や素材に決まりはありませんが、面接時であればシンプルなものがbetter。タオル地は吸収してくれやすい反面、かさばりやすいのでポケットにも入れやすい素材が良いと思います。
⑤面接で転んでしまった(躓いてしまった時)時
立ち上がって身だしなみを整えたうえで「大変失礼致しました」と言う。
慌てず騒がない冷静な対応をするのがポイント!
予期しないアクシデントやハプニングが起こる可能性は誰にでもあります。特に面接の場なので、慌ててパニックになれば、マイナス印象を持たれてしまいます。面接官は、その場その場の対応力も見ています。また、「転んでしまいました!あはは」と笑って誤魔化すのもお勧めしません。もちろん、パワーだけで乗りきれる人もいるかもしれませんが、面接官のタイプやシチュエーションによっては誤魔化したことがマイナス印象に繋がることもあります。冷静で丁寧な対応をするのがbetterです。
⑥面接で笑われてしまった時
自分自身の未熟さを笑われた時は、真摯に受け止めること。
面接官に笑われたとしても、自分自身はきちんとした冷静な対応で面接を続けること。
面接官に苦笑のような笑われ方や嘲笑のような笑われ方をすれば、その後の回答に響いてしまう気持ちはわかりますが、敢えてそういった対応をする面接官もいる場合があります。笑われて落ち込むよりも、気持ちを切り替えて場の立て直しをすることも必要です。
⑦面接で笑ってしまった時
会話の流れで笑うのは構わないが、微笑む程度にする。
笑う表情・仕草が、相手に対して失礼にあたる場合があるので耐える。
面接の会話の中で笑いがおきることは、よくあること。大きな口をあけてゲラゲラと笑うのは、面接の場ではマナー違反です。また、苦笑や失笑のような笑い方も相手に不快感を与えかねません。面接の場なので、ある程度の緊張感は必要です。かといって、ガチガチに固まったり、ぴくりとも表情を動かさないなんていうのもNG。笑顔も意識しましょう。笑顔と笑い顔は違うので注意して下さいね。
⑧面接でトイレに行きたくなった時
事前にトイレは済ませておくべき。それでも急な体調不良で行きたくなった場合は、面接官に断ってから面接に臨むこと。
例)「面接中に申し訳ございません。トイレに行かせて頂くことは可能でしょうか?」
面接中のトイレは基本的には減点となるのが普通です。事前に済ませておくのがマナー。それでも、急な体調不良が起きる可能性は誰にでもあります。我慢出来てトイレに行かずに済むのが一番ですが、我慢しすぎて注意散漫な回答になったり、失敗をして応募先に迷惑をかけるよりは、正直に申し出た方が結果的に良いこともあります。
⑨面接で腹が立った時
不機嫌な様子を出さず、平常心で対応する。気持ちを切り替えることが大事!
面接官が意図的に高圧的な質問や失礼な態度で面接を行うケースもあります。応募者のストレス耐性を見たり、臨機応変な対処が出来るかを判断するためです。相手の土俵に乗って感情的にならずに、冷静に淡々と応えましょう。怒りのコントロール(アンガーマネジメント)は、社会人になってからも必要なスキルです。自分自身が短気な性格だと思う人は、日ごろから自分自身の怒りのポイントを分析・理解し対処方法を考えるなど、腹を立てないように準備しておきましょう。
⑩面接で頭が真っ白になってしまった時
「大変申し訳ございません。頭を整理するお時間を少し頂けないでしょうか」
「緊張してしまい申し訳ございません」と言い大きく深呼吸をしてから返答する。
「少し待って頂けますか?」と断りを入れて、頭の中を整理する
面接官に少し時間をもらって、頭の中を整理して回答。
「少しだけ考えるお時間を下さい」と断り、気持ちを落ち着けてから回答。
面接での受け答えを表面的に暗記して面接に臨むと緊張で頭が真っ白になった時に落ち着きを取り戻すことが難しくなります。志望動機や面接で伝えたい事を自分の言葉で
話せるまで、理解を深めておけば、ブレずに臨機応変な受け答えも出来ると思います。上手く話そうとか、格好よく見せようではなく、自分の思いを伝える場だと思って面接に臨んで下さい。
予想外の質問で真っ白になったのなら、素直に「分かりかねます。」と回答してもかまいません。面接官から試されるような質問をされることも多々あるでしょう。そんな時は、黙って考え込んでしまうよりも、その時の自分の考えで回答したり、「〇〇ということでしょうか?」等の逆質問をしてみて下さい。面接の場は、自分と応募先とのコミュニケーションの場です。会話のキャッチボールを一方的に止めるのではなく、分からないなら「分かりかねます」、答えたくないなら「お答えすることができません」、用意していた回答を忘れてしまったなら、その場の自分の気持ちや考えを回答することに切りかえる等、反応を返すことが大切です。
さあ、どうでしょう?あなたの回答と異なる部分はありましたか?
この10項目に共通して言えるのは、「〇〇しちゃった時」に、
どう対応するか、どう気持ちを切り替えることができるかです。
緊張している中でも、落ち着いて丁寧に対応すれば、面接官も評価してくれます。
「やらかした」と面接中・面接後に落ち込むよりも、挽回するための次への行動が大切!
もしできなかった場合でも、きちんと振り返ることで、次の失敗のリスクは回避できます!
他にも「こんな時」があれば、カフェまでご質問くださいね~(*^▽^*)