教わり上手になろう~就活生&新入社員ワンポイントマナー~

卒業シーズン到来🌸

卒業と同時に3月入社または入社前研修に臨むの新社会人も多いと思います。

そんな新社会人のために、これだけは押さえて欲しい!と

昨年にTOPページにもある新入社員のココロガケについて記事を書きました。

今年も何か新社会人に教えを説こう・・・とか、たいそれた野望は思っておりませんが、

これから始まる、辛く厳しくそして楽しい社会人生活の導入部分に活かせつつ

心の片隅で不安に思っているであろう人間関係への不安を少しでも減らせたらとお伝えします。

はいっ どーん。

 

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生き抜け新社会人‼教わり上手のコツ~超々基本編~です。

教わり上手は愛され上手♪なんて言葉もあるように、何事も上手に教わることができる人の方が、

人間関係も円滑にすすみ、お仕事もデキる人が多かったりします。

今回の「超々基本編」は、数ある教わり方のコツの中でも「聴く」にスポットをあてました。

しかも☆05号☆が、ウン十年前に新社会人だったころに、上司と先輩に口を酸っぱく言われた実体験済みの助言でもあり、

このペライチを作りながら隣の席の高校担当チーム(山海漬紳士、わぁ)からも共感を得たものです。

ちょぉ~と解説していきます。

1 一言声掛け タイミング

教わる時、報告する時、質問する時に唐突に「これ教えてください」と話しかけるのはNGです。

あなたが話しかける先輩・上司だって仕事をしています。

例えば、「少しだけお時間よろしいですか?」と言ってくれた方が助かります。

なんなら、もっと具体的に

「先輩!質問があるので、5分ほどお時間いただけませんか?」

と言ってくれた方が、先輩・上司も「ヨシっ!教えてあげよう」という気持ちになりやすいし、

少しくらい忙しくても、新人さんのために時間を作って教えてあげようという気持ちになりやすいのです。

 

タイミングも同じ。

例えば、上司・先輩が今々、帰ろうとしているところで新人に「これ教えて下さい」と言われれば、

「もっと早く質問してこいよ」と心で思ってしまうことも多々あるはず。

これが、「こんな時間になって申し訳ございません。一つだけ質問ですが・・・」と切り出されれば、

多少たりとも「新人だし仕方ないか・・・」と教えてあげようと言う気持ちになってくれやすい。

 

相手への気遣いの一言、クッション言葉を挟むことで円滑なコミュニケーションがとれるので

是非、実行して欲しいです。

2 素直に聴く

これも上手くできない人が多いのなんの。

上司・先輩も、経験を積んだうえで教えてくれています。しかも、時間を割いて教えてくれています。

教えているのに、指示しているのに、素直に聴かない・実行しなかったり、「でも・だって」と否定の言葉を途中でかぶせてしまうのはNGです。

否定も反論も間違ってはいません。ですが、しっかりと教わる相手の話を最後まで聴いてから、もしくは、実行してみてから初めて意見として話して欲しい。

☆05号☆、新人時代に指示通りにやらず、それを問いただされた時に「でも…」と否定してしまい、

「『でも』じゃないっ。」と鬼のように怒り狂った先輩にコテンパンに怒られました。…(;= =)トオイメ

当時は「教え方が悪いんだ」とか心の中で思ったりしましたが、教える側を経験した今となっては、自分が一番悪かったと苦笑いする思い出です。

教える側(先輩・上司)の立場に立てば、教えた通りにやらない、指示通りに動かない後輩・部下なんて扱いずらい以外何ものでもないです。

経験も知識もスキルも先輩や上司には沢山あります。せっかく教えたのに、教えた通りにやらずに失敗されれば怒り狂いたくもなるでしょう。

教えられ上手に共通するのは、素直に話を聴く姿勢です。

自分の意見も大切ですが、真っ新な気持ちで一通り話しを聴いたり行動してみた後に、否定なり意見なりを言葉に注意しながら伝えれば

教える側も反感ではなく、その新人の意見と汲み取りやすくなります。

個人的には、教えている時に「知ってます」と言われたり、

「ハイ!ハイ!」と一見素直に受け答えされたものの全く教えた通りに行動してくれなかった時は、本当にイライライライライライ&ガッカリしました。

そして、きっと若かりし☆05号☆も先輩方に同じように思われたことでしょう。

☆05号☆の教育係だった先輩・上司に平謝りしたくもなりました(*_*; 若手社員の☆05号☆は強気でナマイキだった…。反省していますm(__)m

 

きちんと教わる姿勢でいないと、最終的には、教えてくれる人がいなくなるので、できるだけ反感を買うような態度は改めましょう。

人間関係を大切にしたいのなら、できるだけ反感を買わない方が苦しみません。

 

3 しっかりメモ リアクション

メモを取るのは、教わったことをきちんと自分のモノにするため、手順を整理・理解するために必要なことです。

もちろん、「俺、記憶力いいからメモしなくても覚えられる」という人もいるかもしれません。

でも、本当にカンペキにすべてを覚えきれていますか?

わからなければまた聴けばいいとかはNG。

教えたことを何度も質問されれば、教える側からの印象は最悪です。

『前も教えたよね?』言われたこと、言ったことありませんか?

何度も同じ質問をされれば、教える側もやがて教えたくなくなります。だって覚えてくれないのだもの。

また、教わる時にうなづきや相槌などリアクションをしないのもNG。

パフォーマンスなのかと言われてしまえばそれまでですが、

教える側からすれば、メモもとらず、うなづきも相槌もなければ、『本当に覚えているのかな?』と真剣さを疑う要因になります。

笑顔や真剣な態度を示すことも、またコミュニケーションの一つです。

 

もう一つ、メモにまつわることでありがちなのが、メモを取っただけで満足してしまう人と、

メモを更にまとめるために時間を使って、結果、業務が滞る人をけっこう見かけます。

メモを自分なりにまとめるのも大切ではあるけれど、それがいつまでたっても身に付かないのは、

教えられている側の仕事への姿勢に問題があります。

同じことを何度も質問されれば、上司・先輩も怒りを通り越して匙を投げたくもなります。

教えてもらったことを自分に身につけることも社会人としての仕事の一つです。

もし、メモをしても何度も教えられても覚えられないのなら、

どうやったら覚えられるのかを上司や先輩、同僚に相談してみてはいかがでしょうか?

上司や先輩も教えるプロではないので、当事者以外の視点から物事を捉えると覚えやすかったりもします。

 

4 感謝の一言

教えてもらったら必ずお礼を言いましょう。

先輩・上司が、自分の時間を割いて且つ自分が得た知識・スキルを伝えてくれているのです。

「教えてもらって当然」という人よりも、「教えてもらったことに感謝」してくれる人の方が、

ずっと好印象ですし、次も教えようという気持ちになれます。

きちんと感謝気持ちをのせた言葉を伝えることが、良い人間関係・信頼関係が築くカギとなります。

 

プラスαで付け加えるなら、教えてもらったことを実行した後に再度お礼を伝えたり、

教えてくれた人がいない場所でも「○○さんに教えて頂いて・・・」と話してみたりすると、

廻り回って相手に伝わり更に信頼関係を築くことができるかもしれません。

 

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ここまでの4つの基本ポイントをみて、

「なんだ~当たり前のことじゃん」

と思う人もいるかもしれません。

☆05号☆も新人時代思ってた!でも出来てなくて、しこたま怒られたのです。

「当たり前のこと」ができないというか、やってるつもりになっているのが新社会人です。

加えて、わからないことがワカラナイのが、新社会人でもあります。

教える側もその点をふまえて教えたり・指示すべきなのですが、先輩も上司も仕事のプロだけど「教えるプロ」とは限りません。

だからこそ、教わる側も【教わる姿勢】を正すことで、出だしのミスは防げるかと思います。

初出勤前に、ココロガケと一緒に読んでおいて欲しい!

お財布に折りたたんで入れておいて欲しいな♪と☆05号☆は願っております。

 

そのうち、続編のペライチを作りますね♪

※新入社員のココロガケ6ヵ条の記事はこちら

⇊   ⇊   ⇊   ⇊   ⇊

新入社員のココロガケ6ヵ条 | ジョブカフェ気仙 (jobcafekesen.jp)

 

 

余談ですが、この4ポイントは、上司・先輩になる皆さんにも当てはまる項目です。

例えば、「でも、だって」等の否定って上司や先輩もやりがちなんですよね。

新人さんが一生懸命報連相&意見を言っても、全否定で返されればモチベーションも下がります。

根性論やパワープレイだけで乗り切った時代と今の時代はやはり異なります。

自分たちと今の子達は違うものなのだ・・・という視点をしっかり持ったうえで指導の仕方を考えていくほうが育成の近道かもしれません。

腹も立つし、手間だし、自分がやった方が早い時もあるけれど、状況によっては、既存の上司・先輩社員も新入社員に寄り添うカタチで指示やコミュニケーションをとって欲しいなと思います。

自戒を込めて、☆05号☆も注意しないとなぁと思います。新社会人だけでなく先輩や上司も一度振り返ってみて下さいね♪