働く希望条件を整理・優先順位をつけてみよう!~高校生の就職活動※就転職希望者にもためになるよ編~

先日7月1日に、高校生求人が解禁になりましたね。

高校生の就職希望者のみなさんは、ここから9月5日の応募書類提出解禁まで、

駆け足での就職活動となります。

毎回のように言いますが、就職活動の準備も行動も万端ですか????

 

前回、高校生の就活スケジュールを確認しましたが、

今回のテーマは、すでに皆さんが行っている自己分析と一緒に行っておいて欲しいコト。

そして、応募先を選ぶ上で、予めやっておいて欲しいコト。

働く希望条件を整理・優先順位をつけることです。

まぁ、これも自己分析の一つであり、企業研究・職種研究するための材料になるものなのですが、

職種・企業研究する前に、自分が働くための希望条件を整理・優先順位をつけていない人が多いんですよね。

「自分に合った仕事(求人)がない」

と、応募先がなかなか見つけられないのは、

希望条件を整理して優先順位をつけていなからかもしれません。

漠然と求人を見ただけで探していると、『給料が高い』『なんか楽しそう!』など、目先の条件だけで決めてしまうと、いざ就職・入社した時に「思っていたのと違う!!」と納得のいかない就職となってしまう可能性があります。

また、沢山譲れない希望条件が多いと、100%マッチした仕事に出会うためには、時間も労力も膨大にかかります。

特に高校生の就職活動は短期決戦だと、以前のコラムで話しました。

周囲が応募先・内定を決めていく中で、

自分だけが決まらないままズルズル・・・・なんてことはできれば避けたいですよね?

(モチロン、時間的に余裕があるならかまいませんが、効率的ではないし、せっかくの機会を見逃してしまうこともあります)

 

応募先・志望先を決めるための働く希望条件をできるだけ細かくあらい出して、

希望条件を明確にすること・そして優先順位をつけて妥協点を用意しておくことで、

自分にあった仕事を探しやすくなり、効率的に就活を進めていくことができます。

学校の先生や就職支援員、家族に相談する時にも予め条件をまとめたモノを見せながら相談した方が、相談された側もアドバイスがしやすいので、

就職するにあたって自分は何を最も優先しているのか、各条件に順位をつけて明確にしましょう。

 

働く希望条件の整理の仕方・優先順位の付け方

それでは、実際に希望条件の整理して、優先順位をつけてみましょう。

 

① 希望条件を書き出す。

些細なことでもかまいません。とにかく思いつくまま、希望の条件を全部書きだしてみましょう。

希望条件は、自分の価値観に沿っていればなんでも構いません。

「月給〇〇〇円以上」「週休2日制で土日休み」等、金銭や福利厚生面だけでなく、「資格取得支援制度がある・成長の機会がある」「人間関係が良好」「従業員が楽しそうに仕事をしている」などプライスレスな価値も含めて、条件を上げてみて下さいね。

「したいこと」、「やりたくないこと」が混ざってもかまいません。

 

② ①で出した希望条件を『必須条件(絶対譲れない条件)』『歓迎条件(あったらいいなと思う条件)』の2つに分類する

条件を時間軸で考えるのもポイント。

入社当初から譲れない条件なのか、それとも1年~数年後に叶っていればいい条件なのかを意識すると分類しやすいです。

 

③ ②で分類した項目で優先順位をつける

この時点で、各条件…特に必須条件について、細かく具体化していきましょう。

例えば、必須条件が【給与】なのでれば、理想は○○円以上、最低○○円以上で・・・とか、具体化して下さい。

ちなみに、この最低限●●円以上のように、ある程度、自分の中で我慢できる条件を妥協条件として②のところでリストUPしてもいいと思います。

 

①~③の手順で、条件整理と優先順位をつけたら、今度は、表などにしてまとめてみましょう。

厚生労働省で作成した働く条件の整理シートを利用してもいいと思いますし、ジョブカフェ気仙で作成した以下のシートを利用してもかまいません。

☆05号☆は、ここ最近の面談時によく以下シートを使用しています!

条件を見える化すると、求人を探しやすいんですよね(^_-)-☆

 

🌟 ジョブカフェ気仙  希望条件シート

🌟 厚生労働省     働く条件の整理シート

 

家族・先生・支援員に相談しよう!

最初に作成した希望条件が、必ずしも実現可能な条件とは限りません。

「このエリアで、●●職で働きたい」と希望条件をだしたとしても、家庭の事情で条件を変更しなければいけないこともあるでしょう。

「1人暮らしをしたい」と思っても、希望条件にある給与で必ずしも一人暮らしの生活が出来るとは限りません。

特に高校生の就職の場合は、自分ひとりで決めるのではなく、

上記の①~③の過程のあとでもいいですし、希望条件シートにまとめた後でもいいので、

作成したものを元に家族や先生、ジョブカフェのような支援員に相談をしてみて下さい。

また、自己分析と併せて考えてみることも必要です。

自分にとって何が譲れないのか、妥協できるのは何かを知っておくことで、ミスマッチによる後悔を避けることができますよ!

 

皆さんが希望にマッチした求人に出会えますように!

ジョブカフェ気仙も応援しています♪

 

※ここから9月までは、高校生向けのテーマコラムをちょいちょいUPしていく予定です。

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