入室時「失礼いたします」と言うタイミング 

ビジネスマナーの種類は沢山あります。

同じように就職面接のマナーの種類も細かく見ていくと沢山あります。

そして、教える人(機関)によってや、調べた時のHPサイトやYoutube動画によっても

微妙に異なり、些細なところほど『何がどれが正しいんだ!?』と頭を抱えたくなることもあるかなと思います。

 

その中の1つでもありますが、

入室時の「失礼いたします」と言うタイミングに迷う人多いですよね!!

 

さて、みなさんは、下記の①~③のどのパターンで習いましたか?

 

①ドアを開ける前に、「失礼いたします」と言う

②ドアを少し開けて「失礼いたします」と言う

③ノックしてドアを開けて閉めてから「失礼いたします」と言う

 

☆05号☆も当事者として迷ったことがあります。

例えば、うん十年前の学生時代に学校や進路室で習った入室の仕方と

社会人になってから会社で習ったり、その他の色々な場面で知った入室の仕方と

マナー教室等で習った入室の仕方と

大まかな流れはほとんど同じでも、細かいところがやっぱり微妙に違うのです。

皆さんと同じように「どれが正しいんだ⁉」と迷ったことが多々あります。

けれど、①~③その1つ1つが間違っているわけではないのです。

アレです。茶道や華道や武道などに色々な流派があるようなものと考えて下さい。

でも、迷った時には、一番オーソドックスな方法を選ぶのが無難です。

 

無難なんか選びたくない!我が道を行きたい・・・という強い思いがあるなら止めませんが、

ぜひぜひ内定したい企業に対して、「我が道 猪突猛進」な強い思いが無いのなら、

特別リスキーな冒険をしなくても、面接の受け答えで我が道を示せばいいかと・・・・。

 

ここで言う基本的なスタイルというか、オーソドックスな方法は、

①番のドアを開ける前に、「失礼いたします」と言うです。

だいたいの場合、面接部屋の内側からドア越しに「どうぞ」という声が聞こえれば、

ドアの外で「失礼いたします」と挨拶をしても、部屋の中に聴こえるはず。

また、仮に面接官からの「どうぞ」の声が聞こえなかった場合も、ドアを開ける前に挨拶をして中に入り、ドアを閉めた後にも「失礼いたします。よろしくお願いいたします」とか言えば、決して失礼にはなりません。

 

さて①の場合の入室の流れは、以下のようになります。

 

1.ドアを3回ノックする。

いわずもがな、2回ノックはトイレノックです。4回ノックは国際マナーですが、日本のスタンダードは3回です。

握った手の甲側の中指第二関節でノックすると、結構イイ感じの音がでると☆05号☆的には思ってます。

 

 

2.「どうぞ」と言われたら、ドアを開ける前に、「失礼いたします」と言う

 

3.ドアを開けて中に入る。そしてドアを閉める。

開けるときも閉める時も「ガチャっ」「バタンっ」という音が鳴らないように、

静かに開け閉めしましょう!ドアを開けてから閉めるまで、できるだけ手を離さないように(手を離す時間が少ないように)するといいよー。

そして、ドアノブに手をかけていない、もう片方の手も添えながら閉めると所作がキレイに見えるそうです。

ジョブカフェでマナー担当もしているレディ姐さんが指導しているのを見た時に、手を添えた方がキレイに感じました!

良いものは、取り入れた方が得!だと思うのです。

 

ついでに、後ろ手でドアを閉めるのはNGです。ドア側に体を向けて

あとは、作法として、お尻を見せないように・・・とか言われるのですが、

完全に真後ろの姿を見せないようにすれば、多少、お尻を見せてしまったとしても挽回は可能です。

ここも悩みすぎると不自然になるので、相手に失礼にならない程度であれば大丈夫♪ぐらいの気持ちでいきましょう。

 

4.面接官側を向いて、会釈する。

人によっては、会釈前に「よろしくお願いします」と言う人もいます。この辺は、その時の雰囲気に併せれば良いかと。

ここのコツは、会釈する前に、面接官全員に目をしっかり合わせることです。

 

5.椅子の横に立つ。

椅子の左側に立つのが一般的ですが、基本は、「入口に近い側」に立つので、面接会場の部屋の形やレイアウトによって判断することになります。

ここで、名前や学校名を言うように促されたら、指示に従って回答し、最後にしっかりお辞儀しましょう!

 

 

6.着席

面接官に「どうぞ」と言われたら、「失礼いたします」と言って着席です。

「どうぞ」と言われる前にドッカリと座らないでくださいね。

 

 

正直なところ、「失礼いたします」と言うタイミング自体を厳しく見ている面接官は少ないと思います。

実際、人事担当者の中には、冒頭の②、③でOKと言っている人事担当者もいます。

☆05号☆が過去受けたドアをノックして会場に入る面接では、①と②を使ってます。

ジョブカフェの面接を受ける時は、①の基本パターンでした。そして、カフェで面接指導する多くの場合も①のパターンで指導しています。

 

そして、あくまでも☆05号☆的には、困った時・迷った時は、ドアを開ける前と中に入ったあとの両方で「失礼いたします」と2回言ってしまってもいいと思います。

面接官からは「くどいな」とは思われても、「失礼なやつだ」とは思われないと思うし、

その分、ドアの開け閉めやお辞儀、笑顔とか別な所作を丁寧にすれば、いくらでも挽回できるチャンスがありますから!

 

と言うわけで、今回は「失礼いたします」と言うタイミングでした!

過去記事 おさらい面接マナーとかも参考になれたら嬉しいです♪

あなたの就活が上手くいきますように!

 

※退室時の「失礼いたします」のマナーはコチラのコラムをどうぞ♪

就活生&新入社員ワンポイントマナー~退出時の挨拶は「失礼いたします」が正解~