面接がニガテな人の為の面接練習方法
新卒就職・転職就職でも、ほとんどの場合避けて通れない道。
それが 面 接。
普段、友達や家族と話す時は問題ないけれど、面接になると緊張して上手く話せない人とか
普段から話すことがニガテなのに、面接なんて怖くて仕方ない人とか
沢山いますよね?
人は苦手だという意識が強くなればなるほど、さらに苦手さが増していくものです。
そして、面接自体に苦手意識を持つ人ほど、練習の段階から逃げたくなりがち。
ここをなんとか打開するには、意識を切り替えるにはどうするか?
今日は、そんな面接がニガテな人の為の面接対策コラムです。
面接は、応募先とあなたとのコミュニケーションの場!
コミュニケーションには、
言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションがあります。
☆05号☆の考えですが、
面接というコミュニケーションの場において、
言語と非言語が占める比率は、だいたい 4:6 だと思っています。
無論、評価の割合は、応募先によって異なるとは思いますが、
好印象を得るポイントの多さの視点から考えれば、
質問・応答の言語コミュニケーションよりも、
マナー・身だしなみ・態度の非言語コミュニケーションの方が多いと考えます。
質問・応答 | ⇒ 言語コミュニケーション |
マナー・身だしなみ・態度 | ⇒ 非言語コミュニケーション |
面接がニガテと感じる人の多くは、
「緊張して頭が真っ白になってしまう」「何を話していいかわからなくなる」と言う人が多いです。
つまり、言語コミュニケーションに苦手さを感じているんですね。
面接の質問・応答は、個人差があります。
話すこと=質問・応答がニガテなら、
まずは、それ以外=非言語コミュニケーションである、
マナー・身だしなみ・態度から取りかかりましょう。
マナー・身だしなみ・態度 は、ある程度の型が決まっています。
質問や回答は本番にならないと【分からない】ことが多いですが、
面接本番前から【分かっている】部分です。
「マナーや身だしなみなんて当たり前!きちんとした態度なんて当たり前!できるもん私」
そんな慢心はNG。
面接がニガテな人ほど、面倒くさがらずに、この【分っている】部分をしっかり強化しましょう。
だって、面接全体の6割を非言語コミュニケーションが占めているんだもの。
当たり前なこと程、きちんとできる人は少ないです。
だから
分かっていること、押さえるべきこと、当たり前なこと
=マナー・身だしなみ・態度
そこから練習しましょう。
質問・応答対策の回答を考えるよりも心理的な負担は少ないはずです。
押さえるべきマナー・身だしなみ・態度
①面接の流れを押さえる
入室 ⇒ 自己紹介 ⇒ 質疑応答(志望動機・ガクチカ・自己PR等)⇒ 逆質問 ⇒ 退室
応募先によって多少違う場合があっても、だいたいはこの流れで面接が行われます。
頭に流れを入れた上で、各パートごとにマナーを押さえていきましょう。
②面接時のビジネスマナーを押さえる
この辺は、学校等で習ったマナー講座の資料やジョブカフェ気仙の過去コラムを確認してくださいね♪リンクをはっておきます♪
おさらい面接マナー①入室 |
入室時 「失礼いたします」というタイミング |
おさらい面接マナー②退室 |
退出時の挨拶は「失礼いたします」が正解 |
おさらい面接マナー③座り方 |
③身だしなみを確認・実行
生活態度や性格が推測しやすいポイント!身だしなみは、言葉よりもあなたの中身を語ります。
面接官が一番最初にチェックするポイントであり、一番チェックしやすいポイントです。ここは、絶対落とさないようにしっかりとチェックしてください。
以下、簡単なチェックシートです♪クリックすると見れます♪
④態度
態度にも色々あるのですが、その中から
以下、【姿勢】、【目線】、【表情】、【声の大きさ・トーン】、【うなづき・相槌】をパート毎に取りあげてみます。
◆姿勢
立ち姿・歩き姿・座り姿一つで印象は、グッと変わります。
イラストがちょっとおこちゃまになってしまいますが、そのくらい基本だと言う意味も込めて以下を参考にして下さい。
※イラストをクリックして
【立ち方】
①背筋をピンと伸ばして立つ。
②あごを引き、胸を張り、お腹を出さない。
③肩は力を抜き、左右の高さを揃える。
④男性は指先をまっすぐ伸ばす。女性は前で左手を右手の上に重ねる。
⑤かかとをくっつけて立ち、つま先を男性は45度、女性は30度を目安に開く。
【歩き方】
①肩の力を抜いて、背筋をピンと伸ばして歩く。
②あごを軽く引き、ひざを伸ばす。
③足を引きずったり、大きな足音を立てない。肩をゆすって歩かない。
④身体の重心を前方にかけて、テンポよくさっそうと歩く。
【座り方】
①背筋をピンと伸ばし、背もたれに寄りかからない(背もたれとの間に握りこぶし一つ分開けて座る)
②男性は、ひざを握りこぶしが二つ入る程度開き、手は腿の上に置く。女性は、ひざを揃えて手は重ねて腿の上に置き、足は揃える。
以下も参考にしてみてください。
◆目線
基本は、面接官と目を合わせて話しをします。ずっと目を合わせるのは、自分も面接官もツライので適度にそらしOK!
目線をずらす時には、縦にずらしましょう!例えば、面接官の鼻の頭付近とか、ネクタイの結び目付近や首元も可!
キョロキョロ目線は、「自信がなさそう・考えがまとまっていなさそう・・・」と面接官から見てマイナス印象です。
目線が下に下がりすぎたり、俯くのも断固NG!
遠くを見るのではななく、相手(面接官)を見ましょう。
また、入室・退室時等にアイコンタクトを利用することもお忘れなく!
◆表情
笑顔と真顔の使い分けが必要です。緊張していれば、真顔は大丈夫かなと思いますが、笑顔はなかなか難しいです。
以下、笑顔に関するコラムを参考にしてみて下さい
◆声の大きさ・トーン
ポイントは、相手(面接官)に届くような声の大きさ・トーンです。大声すぎても、小声すぎてもNG。早すぎても、遅すぎてもNG。
この相手に届くようなというのが出来ない人が多いんです。
社会人でもよくあるのですが、自分では挨拶しているつもりでも、相手に聴こえなきゃ、届かなきゃ、「挨拶してない」と言われてしまうもとになる。社会人になるための1歩である面接でできなければ、いざ入社した時に困ります。
緊張すると、なかなかうまくいかないこともありますが、そうならない為に、練習段階で発声練習をしておきましょう!
スマホのボイスレコーダーアプリ等で録音しながらチェックするといいですよ♪
◆うなづき・相槌
これも若い人は苦手な人が多いポイント。
ニコニコ😊笑顔だったり、真顔だけで、面接官の話を聞いているだけでは、面接官側からは「本当に理解してる?」と不信に思われてしまいます。コミュニケーションには、リアクションもとっても大切!
面接でも、話に合わせてうなずきやあいづちがあることで、「しっかりと話を聞いている」という印象を与えることができます。
質問の回答を考えることも重要ですが、基本的な立ち振る舞いやマナーを変えるだけでも、面接での評価は大きく変わります。
苦手意識があるからこそ、取り掛かりやすいものから始めてみてはどうでしょうか?
面接対策と並行しながら、筆記試験や作文対策もお忘れなく!
頑張れ!就活生!