信頼関係とマナー
こんにちは!☆05号☆です。
今回は、うちのボスのサムより「これを伝えて欲しい….。」と、
私のデスク右側から、す~っと、ボスの想いの詰まった原稿を渡されたので
☆05号☆は代筆に特化して、最後にちょろっとまた持論を語ります。
今回は、サムの若かりし頃の苦い苦い失敗談をお伝えしようと思います。
この失敗からなぜビジネスマナーが必要かが、おわかりいただけるのではないでしょうか?
私が、かつて金融機関に勤めてい23、24歳の頃のことです。
当時の私は、月掛けの預金を契約しているお客様のご自宅まで、50CCの原付バイクに乗って集金に伺う仕事をしていました。
それは、冬のとても寒い日のことでした。スーツの上に防寒着のジャンバーを着てバイクで集金に回っていました。
何カ月も通って親しくなったお客様のところに伺ったときです。
そのお客様は、私に「寒いところをご苦労さん。上がってお茶でも飲んで、体を温めていきなさい」と言葉をかけてくれました。
私は、嬉しくなり、「それでは失礼いたします」といってお客様のお言葉に甘えました。
炬燵に入れていただき、熱いお茶もいただきました。お陰様で冷えた体が温まりました。
そして、お金を預かり「ありがとうございます」といって、その場を失礼しました。
それから数日してのことです。
外勤から事務所に戻ったら、奥からそのお客様の大きな声が聞こえてきたのです。
「支店長、お宅では、職員にどんな教育をしているんだ。」
「あんな失礼な職員がいる金融機関に、安心してお金を預けることはできない。全部解約する。すぐ処理してくれ」
私は、お客様がなぜ怒っているのか、まったく見当がつきません。
お客様が帰られてから、支店長に呼ばれてこう聞かれました。
「●●さんのとこで家に上げてもらうとき、ジャンバーを脱いだか?」
私は、その時の事を思い起こして、「あっ、脱ぎませんでした」と答えました。
「サム君、人の家に入るときは、入る前にジャンバーやコートなど防寒着は脱ぐのがマナーなんだぞ。
君は、風で巻き上げられたホコリのいっぱいついたジャンバーを脱がずに部屋に入ったんだ。
●●さんは、そのことがとても不快だったんだよ。もっとマナーを学びなさい。」
私のマナーを欠いた行動が、一瞬でそのお客様からのを信頼を失ってしまい、
更に、自分一人の責めだけでなく、職場の看板まで傷つけてしまったのです。
私は、この失敗から、お客様を不快にさせないようにすること。
そのためにマナーは大事なんだと学び、今でも自分自身のビジネスマナーを振り返るようにしています。
接客・サービス業や営業じゃないから。ビジネスマナーなんて・・・と思う人もいるかもしれません。
でも、上司や先輩に対してマナーを欠いた行動をすれば、
円滑な人間関係を築くことはできません。
ビジネスマナーは、相手を気遣うことでもあります。
時間のある時でもかまいません。職場や取引相手等との人間関係に躓いた時、
自分のマナーがどうだったかも振り返ってみて下さい。
もし、そこにマナーを欠く行動があったのなら、正す努力をしてみて下さい。
時間がかかったとしても、良好な人間関係に戻れるきっかけになるかもしれません。
はい。
いかがでしたでしょうか?
もしかすれば、そのお客様が解約に至った理由は、ボス(サム)のマナーだけではなく、
お客様自身の問題もあったかもしれません。解約するための単なる理由付けだったかもしれません。
でも、「解約する」トリガーを引くきっかけになったのが、ボスの間違った行動だったのかもしれません。
☆05号☆的には、話だけ聞くと、今の時代なら少し横暴だなぁとか、
せめて、どこかでボスに業務上のリカバリーチャンスを与えるお客様であってほしかったなとは思いますが・・・・。
まぁ、失敗するのは嫌だけど、失敗しないと学べないことも多々ありますしね!
結果的にボスの仕事やマナーに対する姿勢を正してくれた人物ではあるので、
結果オーライ!?なのかな(;・∀・)
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