会社以外は「入社」と言わない!
ボスが、今年度の企業ガイドブックの最終校正に追われています。
今年度はWEB版もできるので、そちらはボスのボス(雇用開発協会)が編集に追われています。
冊子もWEB版も出来上がりは、おそらく年内ギリギリかな~と思っていますが、
今から完成した冊子とWEB版のご紹介が楽しみな☆05号☆です♪
さて、今回は、ガイドブックの校正作業の最中に発生した確認作業をきっかけに、改めて復習が必要だなと感じたことを題材にしてみました。
【会社】以外の【入社】の言い方
例えば、履歴書の職務経歴部分を書く時、勤務先が会社・・つまり株式会社や有限会社の場合、
Ex)「令和◆年◆日 ●●●株式会社 入社」
Ex)「平成▲年▲日 有限会社■■■ 入社」
って記入しますよね。
でも、世の中は、株式会社や有限会社のような会社ばかりではく、
病院や社団法人、協同組合、役場・役所…などなど、会社以外の法人があるわけです。
そういった会社以外の法人の場合に、「入社」は使えません!!
会社以外の法人で使われる一般的なものは「入職」(にゅうしょく)です。
また、会社であっても例外的に独自表現を取っている法人もあります。
どこ?
そうです。銀行です!
銀行の場合は、「入行」(にゅうこう)です。
ざっくりとですが、法人ごとにまとめてみました。参考まで
株式会社、有限会社 | 入社 |
医療法人(病院)、社会福祉法人
協会、財団法人、社団法人 |
入職 (にゅうしょく) |
協同組合など 組合系法人 | 入組 (にゅうそ) |
市役所・役場 | 入職
※非正規職の場合は、採用・勤務・就業 |
団体 | 入団 (にゅうだん) |
省庁 (県庁とか) | 入庁 (にゅうちょう)
※非正規職の場合は、採用・勤務・就業 |
警察官 | 拝命 (はいめい) |
銀行 | 入行 (にゅうこう) |
信用金庫 | 入庫 (にゅうこ) |
事務所 | 入所 (にゅうしょ)
※入社・入職を使うこともあるようです |
放送局 | 入局 (にゅうきょく) |
個人事業主 (例:●●商店) | 採用・勤務 |
特定非営利法人(NPO法人のこと) | 入職
※ 但し、採用・勤務を使用しても可 |
派遣会社 ※派遣社員として働いた場合 | 就業 |
この表が確実に正解とは言い切れません。
これまで就業してきた勤務先にあった表現方法や、
応募先によって敢えて表現を変えることもあったりします。
でも、普段はあまり見ない表現方法ですよね。
再確認も含めて調べていて、☆05号☆も今回初めて知ったのが、
警察官の場合の「拝命」でした。
う~ん。まだまだ勉強不足だったなと思いました。
その昔は、「奉職(ほうしょく)」とも言われていたようですが、今では使わないことが多いようです。
その他、市役所等の臨時職・非常勤職・会計年度任用職員の場合は、
「入職」を使用するよりも、下記のように「採用・勤務・就業」を使用することが多いです。
Ex)【●●●市役所●●部●●課 臨時職員として就業】
そのほかにも、派遣会社で派遣社員として働いた場合は、「就業」を使用します。
履歴書の書き方としては、色々あるのですが一例として
上記みたいな感じで記入したりします。
登録から派遣就業までの期間や、派遣社員として就業した社数など
経歴状況によって履歴書の書き方(見せ方)は変わります。
ただし、仕事を辞める場合は、職業が異なった場合でも「退職」が一般的!
契約社員や派遣社員等の期間の定めがあるなら、「期間満了にて終了」
逆に満了でない場合は、「退職」でいいと思います。
「会社」じゃない法人に、「入社」と記入してしまったからといって
経歴の書き方を間違えたとしても、直接的に不採用の要因に繋がることはないとは思います。
ですが、経営者や人事・採用担当の方達は、細かいところも見ているものです。
見落としがちなビジネスマナーこそ、きちんとしていると好印象につながります。
応募書類を書く場合は、ちょっと気をつけてみて下さいね♪
最終校正で目を回しているボスを優しく応援したらと「(魂胆がありそうで)怖い」と言われました。
失礼しちゃうわっヽ(`Д´)ノプンプン
魂胆なんて、たまにしかないものーーーーーー!!!
悔しいからご期待に応えて、近くの大船渡シルバー人材センターさんが販売している焼き芋を要求します。
この時期になると毎週木曜日に限定販売している焼き芋🍠ホクホク甘くておいしいんですよー!FMねまらいんでもオススメされてました♪